ザキヤマという男の物語。

人生は冥土までの暇つぶし。自由気ままな男の物語を書き残しています。

Memorial①

またひとつオジサンになりました。

 

9/23 14時まで3人(彼女と彼女の次男)で一緒に買い物に行ったりお昼ご飯を食べに行ったりしてたけど、家事があるから一旦解散することに。

その後連絡もなく、今日はこのままデートは終わりだろうと考えていた18時頃にLINE。

子供は実家に預けた!明日はお互い用事で会えないから、今日飲みにいくよ!誕生日だから奢りま~す。何を食べたいか考えておいてね。

Σえ~!ホントに~!?ありがとう♪

彼女からのお誘いは数か月ぶり。

当然ながらテンションは最高潮に。

何を食べたいとかは無いなぁ・・・。 あ、そうだ!初めましてで一緒に行った居酒屋に行きたいな。

そしてその後は彼女も気に入ってくれたあのBARがいいな。

あれ?そうなると初顔合わせと同じじゃん?

ま、いっか♪笑

再びLINE。

 

集合場所は?

こっちに来てくれない?居酒屋からの2次会でいつものBARに行きたいんだよ。だからBARの駐車場で!

オッケ♪まだお出掛けの準備できてなくてバタバタしてるから、出るときに連絡するね。お家で待機しといて~笑

了解した~。駐車場も借りるからマスターに今夜行くって伝えとくよ。

はーい!お願いね~。

 

高校の友人でもあり、元アメ車乗りでもあるマスターにLINE。

 

お疲れさん!今晩彼女ちゃんと一緒に飲みにいくから予約よろしく!その前に飯ってくるから車置かせてね。

OK!全然問題ないよ~!ザッキーいつもありがとう^^

 

そうこうしているうちに時刻は19時になっていた。

 

えっと・・・大丈夫?俺がそっちに行こうか?

あ、ごめーん!そろそろBARの駐車場につくー。

えー?こっちが待たせちゃうじゃん。今から出るね!

いいのいいのー笑 でものど乾いたからBARで先に飲んでよっかなー笑

ダメです!急ぎます笑

とりあえず、BARが開いてたから店内にいるね。

 

到着すると、彼女はBARの手伝いに来ているマスターの彼女と談笑していた。

 

はい、コレ。プレゼントってやつ?笑

え?マジでいいの?うっはー!どうしよう・・・泣いてもいい?

はぁ?笑 男って単純~チョロいわねー爆

うっせーわ!笑

 

このままだと長くなりそうなのでまたあと来るねと約束を交わし、そそくさと居酒屋へ。

あれ?ここに来てからのBARって・・・初デートと一緒ですよ?

そうそう。思いついたときに同じこと思った。でも初心は大事にしたいからさ~笑

ふーん・・・。ま、そーゆーとこよ。

ん?何が?

ううん。何でもない笑

 

案内されたのはあの日に来た席と同じ。

もう嬉しくて楽しくて飲むペースも早くなってしまった。

 

ちょっとぉ?飲みすぎじゃない?次もあるんだし抑えたら?

はいー?こんなもんで潰れたりしないわい!

もー・・・酔っ払いめ笑

今日はお財布いらねーからな!破産させてやるぅ~笑

 

彼女も思い出したのか、終始笑顔で相手をしてくれた。

いい気分+満腹になった頃、居酒屋を後にしBARへ向かう。

9月下旬といってもほろ酔いの身体にあたる風は少し冷たい。

薄着で寒そうにしている彼女の腰を抱き寄せて夜の街を歩く。

 

あらら?人前ではベタベタできないって言ってなかったかしら?笑

何の事でしょう?

今ならKissもできそうね笑

 

腰に回していた手を自分と近い方にある彼女の肩に置き、こっちを向いた隙を逃さず唇を交わした。

一瞬の出来事にびっくりし、恥ずかしそうに下を向く彼女をとても愛おしく感じた。

 

もう!酔っ払いなんだから------!

フフフ♪出来ないと思われるのイヤだからねー。

そーゆーとこよ。

え?さっきからそのフレーズの意味は何?

なんでもなーい。

 

勢いよくドアを開放し、ベルチャイムの音色を響かせる。

 

おー、いらっしゃーい♪

はいッどーもー!常連の酒豪2人ご来店~笑

え?え?ザッキーなんでこんなになってる?

そーなんですよー。今日は気分がいいってグイグイ飲んじゃって笑

あーあー。こりゃ~今日も長くなるねぇ笑

 

-続く-